タイ・ラオス・ミャンマーの国境地帯にある、ゴールデントライアングル。
この記事では、チェンライからタイ側のソップ・ルアックへ向かう方法や、ラオス側のゴールデントライアングル経済特区を日帰り観光する際の要点をまとめる。
行き方、出入国、通貨、通信、現地移動、注意点を短時間で確認したい人は、ぜひ参考にしてほしい。
また、
現地の詳しい街並みや、豪華なのに人がほとんどいない異様な雰囲気、撮影を注意された体験まで知りたい方は、以下の記事で詳しく紹介している。
関連記事:タイからゴールデントライアングル経済特区(ラオス)へ日帰り観光した詳細
チェンライからゴールデントライアングル(タイ側)へ
ゴールデントライアングルに行くには、まず ”チェンセン” を経由する必要がある。
まずは、ローカルバスでチェンセンに向かおう。
ここでは、ローカルバスでチェンセンへの行き方を説明する。
(チェンマイからチェンセンへも行ける)
まず、チェンライ第1バスターミナルに行く。

チェンセン行は、10番の発着所。

チェンセンからゴールデントライアングル公園(ソップ・ルアック)への行き方
チェンセンに到着したら、そこからゴールデントライアングル公園があるソップ・ルアックへ向かう。
午前中ならば、下記の発着所からローカルバスが出ている。

時刻表がある。午前中しか運航していない。

午後になってしまったら、トゥクトゥクで行くしかない。
セブンイレブンの斜め向かいの場所に、トゥクトゥクの溜まり場がある。

私の時は、言い値は200バーツ。
少し渋ったら、150バーツにすぐ下がった。
複数人いるから、次々に聞いていけば、もっと大幅に下がる可能性も十分あった。
(価格協定が結ばれてない限りは)
だが、暑くて疲れていたので、それで了承した。
15分弱で、ソップ・ルアックへ到着。

ホテルの情報
Agodaで予約していたホテル
清潔で良いホテルなのに、2泊で2,116円 (USD 13.12)と、とても安い。






アメニティも充実している。
冷蔵庫・ミネラルウォーター・お菓子・インスタントコーヒー・電気ケトル・ドライヤー・歯ブラシ・タオル。
(撮影忘れたが)シャワー・トイレも付いてる。

↓2泊で、2,116円 (USD 13.12)

夜食は、ホテルの真ん前のレストラン街で。


ホテルから徒歩1分ちょいくらいでセブンイレブンがある。

補足:唯一の両替所
ゴールデントライアングル経済特区では、中国元が流通している。
USドルやタイバーツは、使えない店も多い。
まとまったお金を使う(カジノなど)予定がある場合は、前日までに中国元を調達しておこう。
下記は、ソップ・ルアック唯一と思われる両替所の場所。
(公園内に、もう一つ小さい両替所はあったが、そちらは営業していない。すでに閉鎖されている可能性が高い)
だが、この両替所を当てにして行ったら、店主が外出中で閉まっている……なんて事態もありうるだろう。
なので、チェンマイやチェンライで、中国元を手に入れておくのがベスト。
自分は、日帰り観光なので、中国元は持って行かなかった。
持ち金は、タイバーツ・USドル。
※しかし、前日にセブンイレブンで ミネラルウォーター2本とパンを用意した。
ゴールデントライアングル公園
ホテルにチェックインして、中国元も準備して、時間に余裕があったらゴールデントライアングル公園を散策しよう。
川沿いに見どころが密集しているので、短時間で大いに楽しめる。




タイ出国
ラオスへ行くためのイミグレーションは、この建物。



ホテルから南へ700mくらい歩けば、イミグレーションに到着する。
私は、AM8:20に到着した。
経済特区はかなり見ごたえがあり、時間があっという間に過ぎていく。
なので、朝早くにイミグレーション行く方が良いだろう。
(また、私は前日に下見した際、「Do you have a timetable?(時刻表ある?)」と聞いたが、時刻表は無いようだ)
■タイ出国手続き
- パスポート提出。日帰り観光の場合は「ワンデイトリップ」と伝える
- 指紋認証・顔認証。
- ゲート通過(船着き場へ進む)
書類記入なし。
スムーズに出国手続きが完了。
ボート代として、船着場で100バーツ支払う。
(代金は、状況によって変動するかもしれない。)


数分で、ラオス側イミグレーションに到着する。

ラオス入国
入国手続きをすべく、イミグレーション建物の中へ。


撮影していたら、自分が最後の入国者になった。
入国手続きをするカウンターが並ぶ中、私ただ一人だけ。
……これが、失敗だった。
入国カードに記入して、パスポートと共に提出。
だが、ヒマそうな係員たちが集まって、自分の入国可否について数分間話している。
すごく不安になった。
結果、入国許可されたが……
一番早く入国カウンターに並び、私の後ろに複数人の入国者が控えている……という状況なら、もっとスムーズに入国できていただろう。
イミグレーションの建物の外には、ラオスらしい素朴な原風景が広がる。


ちなみに、イミグレーションには、両替所はない。
繰り返すが、事前に中国元を用意するのがベスト。
※経済特区内の両替所は 後述する。
電波について
私が、楽天モバイルで使ったESIMは、こちら
とうぜんタイは守備範囲だが、ラオスは守備範囲外。
(確認不足)
……だが、経済特区を日帰り観光する間、ネットは普通に使えた。
どうやら タイの電波も、拾えるようだ。(電波の安定性は微妙だが)
だが、あなたも同じようにタイの電波を拾えるとは、保証できない。
従って、タイ・ラオス対応のESIMを、予めダウンロード・有効化してから渡航すべき。
経済特区までの道
ネットの情報では、「カジノへの無料送迎バスがある。カジノに行かなくても利用可」との証言もある。
だが、数十分待っていても、それらしいバスが来なかった。
ワゴン車での送迎はあるが、これはホテル宿泊者専用のサービスであり、とうぜん宿泊しない人間は使えない。
(カジノの無料送迎バスは、不特定多数への提供を中止してるのかもしれない)
タクシーを呼んだら、どうやら片道600バーツ以上かかるらしい。
(ラオスの配車アプリKOKKOKは、トゥクトゥクもタクシーも全くヒットせず使えない)
私は、歩いていく判断をした。
徒歩40分弱で行ける。



徒歩40分弱で、経済特区の中心地に到着。

ゴールデントライアングルの象徴的な建物
ゴールデントライアングル経済特区といえば、まず この建物を思い浮かべる人が多いだろう。
カポックスターホテル(木棉之星酒店):5つ星の高級ホテル。
宿泊したい場合は、Agodaで予約が可能。


中華街
ほとんど店が開いていない。
観光客もほぼ見かけず、閑散としている。



カフェ・タトゥースタジオ・スーパー・お土産物店・酒屋・呉服店など、多種多様な店がある。
だが、客もおらず 店員の姿も見かけない。



Google翻訳を使って意思疎通を試みる。
中華街では、英語(テキスト)が通じにくい。
中国語(テキスト)に変換したら、意思疎通ができた。
流通通貨は、とうぜん中国元。
私は、スーパーでアイスクリームとミネラルウォーターを買った。
・ドル可
・タイバーツ可
・ラオスキープ不可
(値段表記は、中国元とドル。タイバーツに関しては店員に聞いた)
そして、タイバーツで払ったら、お釣りは中国元。
中華街内の他の複数の店でも聞いてみたが、ドルやタイバーツは、使えたり使えなかったり。
なので、中国元をあらかじめ用意するのがベストである。
ミネラルウォーターはタイで買う倍くらい。
菓子パンはタイで買う倍くらい。
アイスクリームは同じくらい。
(だが、中華街から出て別の店に行ったら、菓子パンはタイと同じくらいだった。
店によって、値段の付け方にかなり差があるようだ)
中華街の無料トイレ
この像が目印。


左に、無料トイレがある。

西洋風宮殿 Little Venice
ディ●ニーランドかな。


川の右側には、西洋風の建物が並んでいる。
迷路のように入り組んでおり、方向感覚がわからなくなりそう。
本当に、人がまったくいない。一人もいない。
店も無い。
観光客もゼロ。
工事途中の痕跡はあるが、作業員もいない。
今後はテナントが入って、商店街になるのだろうか。


川の左側には、中華風の建物が並んでいる。


飲食店街を作る予定なのだろう。
オープンしてる店は、見当たらない。
ミャンマー人街:両替所
偶然、両替所を発見した。
その両替所は、ミャンマー人街にある。
ミャンマー人街は、四方150mほどのマス目状の商店街だ。
雑貨屋・レストラン・床屋・電気機器・衣類・玩具……など、なんでも揃っている。
流通通貨は、中国元。
だが、ミャンマーチャットが使える店もある。
タイバーツやドルは、どこの店でも 使用不可だった。



繰り返しになるが、
流通通貨は中国元(一部ミャンマーチャット可)であり、タイバーツやドルは不可。
中国元が無いと伝えると、両替所へと案内してくれた。
両替所は、看板もレート表も無い。
あらかじめ場所を知らないと、まず気づけないだろう。
場所を解説する。
まず、下記画像の奥に見えるドーム型の建造物を探してほしい。
巨大なので、すぐ見つかるだろう。

次に、下記画像の右側に見える壁画を探してほしい。
そして、その壁画の前に移動する。

壁画に背を向けて立って、左斜め前を見る。
そこにある、下記画像のこの店が、両替所である。
(万一 わからなかったら、近くの店の人に聞こう。)

レート表は無い。
たぶん、
- こちらが両替レートを聞く
- その場で リアルタイム為替レートをスマホで調べる
- 両替レートを提示
……という、方式であろう。

休憩エリア
ドーム型の建造物の周りには、無料休憩エリアがある。
だが、私はここにいる警備員に撮影をしないように言われた。
目立つ行動は控えた方がよいかもしれない。



ラオス出国
15:30前に、イミグレーション到着。
出国カードを記入して出国手続き。
帰りのボート代は200バーツだった(来た時の倍の値段)
乗る客が2人しかいないから高いのか?それともボッタクリなのか?
よくわからない。



さらばラオス。

タイ側に上陸。





タイ再入国
日帰り旅行であっても、タイ入国時に必要な『オンライン入国カード(TDAC)』は、再度必要になる。
なので、前日までに必ず用意しておこう。
公式サイトはこちら(申請は完全無料)➜ https://tdac.immigration.go.th/arrival-card/
※ ↓詐欺サイトに注意!(お金を請求されたら詐欺確定)

私は、オンライン入国カード(TDAC)用意していなかった為、入国に手間取った。
その場で TDACを申請するように指示されて、Wi-Fiを使わせてもらった。
しかし電波が悪いし、詐欺サイトが表示されるしで、精神が消耗した。
めっちゃ焦る。
グッタリした私を見かねて、審査官が、「日本からタイに来た時のフライトチケットでよい」「ホテル情報の定時で良い」と言ってくれる。
スマホ本体にダウンロードしてあったホテル予約確認書を見せて、やっとタイに再入国できた。
繰り返しになるが、
タイへの再入国時に必要な『オンライン入国カード(TDAC)』は、前日までに必ず用意しておこう。
タイ側のゴールデントライアングルからチェンセンへ
チェンライへ戻るには、まずチェンセンに戻る必要がある。
Grabでバイタクを呼ぼうとしても、つかまえるのは困難。
(3回トライしてもダメだった)
なので、2つの方法がある。
- トゥクトゥクを利用
イミグレーション付近に行けば、トゥクトゥクがいる可能性が高いが、保証はできない。
(私は、セブンイレブン横の店の人に聞いたら、100バーツでチェンセンまで送ってくれるバイクを呼んでくれた) - セブンイレブン前に来る青いバスに乗る
(近所の店の人にも聞いたが、いつ来るかはよくわからないらしい。
なので、未確認情報である)
もし、上記2つがダメだったら、チェックアウトしたホテルなどに戻って割高覚悟でタクシーなどを呼んでもらうしかない。
チェンセンに付いたら、チェンライ行きのバスに乗ろう。
■『チェンセン➜チェンライ』行きバス停(80バーツ)

時刻表は現地語のみ
出発時刻は運転手のおっちゃんに聞こう。

総括
総括
ゴールデントライアングル経済特区は、一般的なラオス観光地とはまったく異なる場所だった。
巨大な高級ホテル、整然と造られた中華街、西洋風の宮殿、建設途中の商業施設。
これだけ豪華な建物が並んでいるのに、観光客はほとんどおらず、営業していない店も多い。
一方で、少し離れたミャンマー人街には飲食店や雑貨店が集まり、多くの人が生活している。
人工的に造られた豪華な街と、そこで働く人々の生活圏が、同じ経済特区の中に混在している。
これが、実際に歩いてみて最も印象に残った点である。
写真だけを見ると、華やかなカジノリゾートに見えるかもしれない。
だが、実際に訪れると、人の少なさや監視の目、通貨と言語の違いなども含めて、タイや通常のラオスとは明らかに違う空気を感じる。
誰にでもおすすめできる観光地ではない。
カジノや買い物だけを目的に行くと、店が閉まっていたり、移動手段が見つからなかったりして、期待外れに終わる可能性もある。
反対に、
- 国境の街が好きな人
- 普通の観光地では物足りない人
- 中国資本によって造られた特殊な都市を見てみたい人
- 人のいない豪華な街や、異世界のような景色を歩いてみたい人
このような人にとっては、かなり興味深い場所だろう。
訪問する場合は、中国元、タイ・ラオス対応のeSIM、タイ再入国用のTDAC、航空券とホテルの予約確認書を、事前に準備しておくことをおすすめする。
また、経済特区内では撮影を注意される場所もある。
建物や街並みを撮影する際も、警備員や周囲の様子を確認し、目立つ行動は避けた方がよい。
また、移動や出入国手続きで予想以上に時間を使う可能性がある。
なのでら、前日にソップ・ルアックへ移動して宿泊し、翌朝早くラオス側へ渡る日程がおすすめだ。
ゴールデントライアングル経済特区は、便利で快適な定番観光地ではない。
それでも、豪華なのに人がいない街、国境を越えた先に突然現れる中国語の都市、そして観光エリアの裏側にある生活圏は、ほかではなかなか見られない。
不便さや緊張感も含めて、強く記憶に残る場所だった。
また、下記記事では現地の空気感を伝えるために、現地での行動を詳細に解説しており、画像もたくさん使っている。
ぜひ、確認してほしい。



コメント